工業・情報化部など8部門が共同で通達した「第14次5カ年計画スマート製造発展計画」は、2025年までに、全国の一定規模以上の製造業企業(年売上高2000万元以上の企業)の70%のデジタル化とネットワーク化をほぼ実現し、業界の発展をけん引するスマート製造モデル工場を500カ所以上建設することを打ち出した。
工業・情報化部装備工業一司の王衛明司長は「25年までに一定規模以上の製造企業の大部分がデジタル化・ネットワーク化を実現し、重点業界の基幹企業が基本的な応用のスマート化を達成する。35年までに一定規模以上の製造業企業がデジタル化・ネットワーク化を全面的に普及させ、重点業界の基幹企業がスマート化をほぼ実現する」と述べた。
このうち25年の具体的目標には、一定規模以上の製造業企業の70%がデジタル化・ネットワーク化をほぼ実現し、業界の発展をけん引するスマート製造モデル工場を500カ所以上建設すること▽スマート製造の設備と産業用ソフトの市場充足率はそれぞれ70%と50%を超え、専門レベルが高く、サービス能力の高いシステムソリューションサプライヤーを150社以上育成すること▽国家基準と業界基準計200件以上の制定・改定を行い、業界と地域への影響力をもったインダストリアル・インターネットプラットフォームを120カ所以上建設すること、などが含まれる。